Misandry Blog

ミサンドリー(男性嫌悪)なブログです。

日向市のPR動画を褒めたらダブスタ?

フェミニストはお前らのママじゃねえんだよ

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いきなりですが、今年の夏は取り憑かれたように「Despacito」を聞いていました。 

8月30日午後11時の時点でMVの再生回数が34億8千万回。ものすごい勢いでYouTubeの記録を更新しています。

ここからが本題です。2016年12月に公開された宮崎県日向市のPR動画『Net surfer becomes Real surfer』を夏の終わりに褒めたフェミニストが、ダブルスタンダードであるとなぜか男性から批判されています。

togetter.comtogetter.com

あー、クソめんどくせえ。フェミニストはお前らのママじゃねえんだよ。

日向市によると、『Net surfer~』は全国屈指のサーフスポットを有する日向市の魅力を発信する目的で制作されたようです。

prtimes.jp

あらすじは以下。

ネットサーフィンが大好きなインドア派の青年が、ひょんなことから日向の海とサーファーの師匠に出会い、肉体的にも精神的にも「リアルサーファー」へと成長していく物語です。

問題の動画はこちら。BLとしてよくできています。

ダブスタだと批判している男性は、このPR動画がルッキズム(外見至上主義)であると主張しています。確かに動画の終盤で、サーフィンを始める前の色白ぽっちゃり体系とサーフィンを始めてからの色黒スリム体系を比べています。

ルッキズムだと思うなら自分で批判しろよ。お問い合わせはここからどうぞ。

クリエーティブに関するお問い合わせ - 電通

「ルミネのCMには激怒するが日向市のCMは絶賛するフェミニストダブスタ」で、「なんでこっちは批判してこっちは褒めるんだ!」と比較されているルミネのCM。

ルミネのCMはなぜ批判されたのか。男女雇用機会均等法が施行されてから建前として撤去されたはずのセクシズム(性差別)とジェンダーロール(性別役割)を再生産しているから。

では、フェミニストが『Net surfer~』を褒めてもいいのか。問題ありません。なぜか。日本のフェミニストが主に訴えている主張は「女性を物扱いするな」です。

私がこのブログで取り上げてきたのうりんポスター、うな子、駅乃みちか、どれも女性が物として扱われています。

『Net surfer~』を見ていただければわかるんですが、ぽっちゃり体系の男性はビキニパンツをはいて恥ずかしそうに巨根を見せつけているわけではありません。未成年にしか見えない幼い外見でもありませんし、スク水を着て飼育されているわけでもありません。頬を赤らめながら透ける服を着ているわけでもありません。

上記のようなPR動画でしたらフェミニストも「何考えてんだ、てめえ!」と怒ります。主人公の男性が人間扱いされていませんから。しかし、実際は人間扱いされています。よかったですね。

日本のフェミニストの最優先課題は、女性が人間として生きることのできる社会の実現です。人間扱いされている男性のルッキズムが二の次の場合も当然あります。私も二の次です。

っていうか、この動画を批判するのもいいんですけど、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』で日本人男性がイモータン・ジョーやウォーボーイズとして描かれたことのほうに危機感を抱いてほしい。切実に。

マッドマックスについてはこちらをどうぞ。

misandry.hatenablog.com

最近すごく眠いので結論です。ルッキズムも問題ですが、私としてはエイブリズム(障害者差別・健常者優先主義)が『Net surfer~』のもっとも深刻な問題だと思いました。

動画は失恋して落ち込む男性が、サーフィンを始めたことによってポジティブで活動的になっていくさまを肯定的に描いたものです。なぜポジティブでないといけないのか。なぜ活動的でないといけないのか。

報道によると、日本の自殺死亡率は19.5。世界の中で下から6番目です。ポジティブで活動的であることが人間にとってあるべき姿だというエイブリズムが、毎年大量の自殺者を生み出しているのではないでしょうか。