Misandry Blog

ミサンドリー(男性嫌悪)なブログです。

村上春樹は「Sクラスの女」

disりながらパクるって意味がわからない

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http://www.jiji.com/jc/v4?id=201305murakamiharuki_int0001

これは「わたしは藤沢数希が6歳児であることを証明しようと思う。」シリーズの掉尾を飾る記事です。よろしければ最初からお読みください。無駄に長いですけど。

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時間がないのでさっさと終わらせましょう。小説家・村上春樹は恋愛工学の提唱者・藤沢数希(以下尊師)にとって「Sクラスの女」です。

なぜか。村上春樹をとにかくdisるから。恋愛工学を広めるために尊師が著した小説『ぼくは愛を証明しようと思う。』(以下『ぼくは~』)では、ナンパ師・永沢がdisるテクニックをこのように説明しています。

p.74

ディスるというのは、ディスリスペクト、つまり蔑むという意味だが、恋愛工学では、ギリギリ笑える範囲で相手を馬鹿にしたり、からかったり、失礼なことを言って、恋愛対象として相手に興味がないように振る舞うことだ」

『ぼくは~』のクライマックス、人気モデルの英里香をどうしても落としたい主人公はdisりをこのように使用します。

p.327

 さっきまで英里香のSクラスのルックスをディスっていた僕は、今度は彼女の頭のよさをほめた。僕はモデルや女優と話すときは、ルックスをディスり、頭のよさだとかパーソナリティをほめる。高学歴のキャリアウーマンと話しているときは、頭をディスって、女らしい仕草や服、ときにルックスをほめる。

本人がもっとも誇らしく思う部分をあえてdisるのが秘訣のようです。

日本を代表する小説家である村上春樹はもちろん、小説を生み出す能力をもっとも誇らしく思っていることでしょう。では、ここで尊師のdisり芸の数々をご覧ください。

上の3つのツイートは、2010年7月25日の約1時間の間にぽつりぽつりと投稿されています。同じ内容を繰り返しツイートしているところに、思い出話を何度も孫に聞かせるおじいさんのような風情があります。

また、尊師は村上春樹本人だけではなく、代表作もdisります。

『わたしは藤沢数希が6歳児であることを証明しようと思う。』でもご説明しましたが、尊師の処女小説『ぼくは~』は登場人物の名前から設定、ストーリー展開、果てはキャッチコピーまでが『ノルウェイの森』のパクリです。

「好きすぎて模倣してしまった」なら理解できるんです。でも、disりながらパクるって意味がわからない。

尊師のTwitterアカウント(@kazu_fujisawa)に「村上春樹」をプラスして検索すると、26のツイートがヒットします(内disは11)。自発的な発言だけを集計したかったため、非公式RT・引用RTは含んでいません。

比較として、他の単語の検索結果もご紹介します。「美人」総ツイート数29。「イケメン」総ツイート数29。「小説」総ツイート数92

尊師が大好きそうな「美人」より「小説」のツイートが多いって意外ですよね。「美女」は総ツイート数7。「Sクラス」にいたっては0です。

「美人」「イケメン」「小説」よりもツイートが少ない「村上春樹」ですが、「#村上春樹風に日常を呟く」の総ツイート数12を加えると39になります。驚くべきことに、尊師は2012年5月4日から5月28日までの24日間、「#村上春樹風に日常を呟く」というタグをつけてツイートを行っていたんです。

『ぼくは~』がまさにこんな文体なんですよね。わたしの正直な気持ちを言っていいですか?

ク ソ き め ぇ

村上春樹を好きすぎるが故に文体を真似てしまうのは、熱狂的なファンとしてはよくあることでしょう。嫌いなら嫌いで、なぜ人気があるのかわからないとツイートするのもよくあることでしょう。

さんざんdisりながら『ノルウェイの森』を何から何までパクるとか、ほんとに意味がわからない。意味がわからないし気持ち悪い。

まあ、原因を察することはできます。都会的な村上春樹(の作品)は尊師の憧れそのものなんです。

尊師は「そこそこのいい大学」出身ではなく、「親の金でいい生活」もできなかったのでしょう。

『~証明しようと思う。②』でご説明したように、尊師の地元は静岡県です。高校は男子校でした。大学への進学を機に上京。高校時代と同様、モテない日々を送りました。80年代が青春だった世代でもあります。尊師にとって「キラキラしている」東京は憧れの地であり、実家から大学に通う同世代の学生もまた憧れの対象でした。

ところで、村上春樹兵庫県西宮市・芦屋市で育ち、県立神戸高等学校から早稲田大学第一文学部に進学しています。

村上春樹 - Wikipedia

昔、テレビで観た『男はつらいよ 寅次郎サラダ記念日』という映画で、早大生の爽やかな尾美としのりが『サラダ記念日』を読んでいたんですが、尊師が大学生だった頃は早稲田や『ノルウェイの森』、『サラダ記念日』*1、『なんとなく、クリスタル』などが文化の最先端だったのでしょう*2。たぶん。

というわけで、一族郎党を殺された恨みを晴らしたいのかと思うほど村上春樹をdisる尊師でした。ここまでdisるんですから、尊師にとっては当然、村上春樹は「Sクラスの女」です。高嶺の花です。どうしてもセックスしたい相手です。

でも、残念なことに既婚者なんですよね、村上春樹。尊師はやるせない気持ちをTwitterにぶつけるしかないのでしょう。かわいそう。

*1:作者の俵万智早稲田大学第一文学部出身

*2:ノルウェイの森』(1987年)、『サラダ記念日』(1987年)、『なんとなく、クリスタル』(1980年)